建築のあるべき姿に掲げる建築を生み出すために、
   努力を惜しまないこと

  ・「形を設計するのではなく、心を設計する」という観点に立ち、
   人々が幸せになれる建築を求めること


これらを実現するために、設計者として次のような信条を持っています。

「設計入札をしない会」
株式会社 都市建築事務所
代表取締役 浜田幸慶

① 設計入札には参加しない。

入札制度とは、設計の内容には関係なく、一番安い設計料を提示したものに、その設計を委せる制度である。設計料の安さを競争させ、安ければどんな設計でも良い・・・・・・というこの社会的選択は、建築の文化性を抹殺してしまうものである。



② 談合を拒否し、積極的にその告発に努める。

入札があれば談合があり、入札と談合は表裏一体をなすものである。入札には参加せず、刑事犯罪行為である談合を断固拒否し、積極的にその告発に努めなければならない。

③ 建設業者の下請けをしない。


建設業者の下請けでは、建築主の意向が直接設計者に届かず、建設業者の中に縛られて、良心の設計が出来ない。


④ 建設業者に設計業務の無償支援を依頼しない。

設計業務の無償支援を依頼することは、経済的な隷属関係を意味し建設業者との癒着の原因となる。設計者は完全に独立していなければならない。



1972年(昭和47年)3月10日制定



Hamada Architects & Associates
株式会社 都市建築事務所